<労働相談>
   労働問題で、悩みや困っている方、
   何か相談したい場合など、
   以下に連絡してください。
 ☆東芝の職場を明るくする会
     メール akaruku-tsb@kki.ne.jp
 ☆電機情報ユニオン
 ☆電機労働者懇談会(ELIC)
<会の紹介>
 ☆会則
 ☆連絡先
 ☆親睦・交流
 ☆文芸の部屋
 ☆リンク・資料

東芝傘下で働く皆様へ訴えます。
 東芝は子会社、関連会社を含めてそこに働く社員を退職させようと迫っています。  経営者の経営失敗の責任を、正直に働く労働者に犠牲を押し付けています。  これを、撥ねつけようではありませんか?  一人で悩むより、まずは第一歩として、「東芝の職場を明るくする会」や 「電機情報ユニオン」に連絡してください。

★★退職強要をはねかえす4ヶ条★★
  1)「私はこの会社に残ります」   ...この一言が、あなたと家族を守ります。
  2)「会社は大変だ」と言われたら、「私の生活も大変です。会社復活のために
   頑張らせてください。」
と答えましょう。
   会社の説得に詰まったら、とにかく「辞めません」と言い続けて、後は黙って
   いましょう。    短気は損気、頭に来たら負けです。
  3)会社が強引に「退職同意」を迫ってきたら「やめてください」ときっぱり言い
   ましょう。
  4)退職に「同意するまで面談する」「応じなければ仕事はない」は人権じゅうりん
   で、違法です。 そのようなことがあったら事実をメモしておき、「東芝の職場を
   明るくする会」や、電機・情報ユニオンに相談してください。
転籍協定書
雇用対策法
 日本には、雇用対策法という法律があって、企業が好き勝手にリストラをしないよう歯止めをかけています。
今までに配布しましたビラ一覧
 2016年6月から2020年3月までに配布しました「ビラ」が見られます。
最新情報  2020/07/07

2020/07/07
人の能力評価は、多面的に見ても、100%でない
−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声C−

 小杉さん(仮名)が、人の評価は難しいと思ったという経験を話してくれました。
 小杉さんが、コンピューターのソフトウェアを設計する部門で働いていたときのことです。  小杉さんのグループは3人で、コンピューターのCPU(中央演算装置)と入出力装置(キーボードやプリンタなど) の間を制御するプログラムを設計していました。  3人で設計を開始してから1ヵ月経ちましたが、データの転送品質や割込み処理の問題で、 3人が納得できる性能が出ず、ディスカッションが続いていました。
 そのようなとき、小杉さんのグループに石田さん(仮名)が入ってきました。  4月の組織変更で他のセクションからの転入です。  石田さんは小杉さんより9歳年下です。  プログラムの設計の経験はありますが、小杉さんのようなベテランではありません。  石田さんは、小杉さんら3人が設計しているCPUと入出力装置の制御プログラムの仕様を聞いて、 何と1人で1週間でプログラムを作ってしまいました。  小杉さんらは「えっ」と驚き、このことは部門内でも話題になりました。
 小杉さんは後になって、この時のことを振り返って「データーの転送品質を重視していたので、 リカバリー機能が複雑になり、プログラムが大きくなり重くなった。 そのため求められる性能が出せなくなっていた。  時代とともにハードウェア(機械)の品質も向上しているし、品質のあり方も変わってきた。  そういう時代の流れに合わせた設計に進化していかなければならなった。」  「石田さんの、プログラムの設計発想は、あの時の私たち3人とは、まったく違っていた。」 ●このような経験をした小杉さんは、人の評価は難しいと、つくづく思うようになったとのこと。  石田さんは、組織をまとめるリーダータイプではないとのことです。
2020/06/30
自己啓発でスキルアップし、仕事をテキパキとこなしても評価されない
−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声B−

 Eさんは、コンピューター関係の部門で働いています。  大学は電子工学部を卒業して、即戦力で仕事をしてきました。  Eさんが担当した仕事は、東芝に多大な利益をもたらしました。
 2010年ごろから、東芝は粉飾決算によって、事業の売却やリストラを続けてきました。  そのためEさんもいくつもの配転を余儀なくされました。  配転が続く中で、Eさんの実績や実力を知る上司や同僚はいなくなりました。  いまの部門で働くようになったのは、この業務はEさんしか出来ないという「余人をもって替えがたい」理由からです。  Eさんは、年下の社員や派遣会社の社員8人を取りまとめ、仕事の納期を守り、頑張っています。  Eさんは今でも自己啓発を続けていて、情報処理試験、エクセルやワードの試験などを受験して、最上位の資格を取得しています。
 リストラが続く中で1年前、Eさんの上司が「F部長」になりました。  F部長は、コンピューターの開発・設計のプロフェッショナルとはいえず、組織の管理が上手ということで、 部長まで上りつめてきました。  いわゆる体育会系と言われる管理者です。  F部長が部下を評価するポイントは「いつも残業して頑張っているか。  お客様への納期を守るため、ひっしに残業・休日出勤をしているか」というあたりです。  力仕事の姿を評価する古い管理職タイプです。
 新規の仕事も、難しい仕事もテキパキとこなしていくEさんは、F部長から見ると 「そう努力をしてない。頑張っているように見えない。」という評価になるようです。  F部長とEさんは、上司と部下の「1on1」のミーティングも行ってきましたが、Eさんの評価は下げられています。  Eさんは、モチベーションが切れそうだと嘆いています。
◎注:ホームページ編集部では、従業員の皆さんから寄せられた意見や情報を、そのまま記載しています。  編集部では良し悪しでの加筆はおこなっていません。  ご了承ください。  ホームページへのメールは以下です。(ニュースソースは保護されま。ご安心ください。)
   akaruku-tsb@kki.ne.jp
2020/06/23
説明を聞いても、実はよく分からない(理解できない)です
−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声A−

 職場の皆さん、新しい人事処遇制度(賃金制度)の説明を受けるたが、よく分からない(理解できない)と言っていました。  「今回も会社が(一方的に)決めた制度から」と言い、賃金が良くなる(上がる)とは思っていないようです。 ……設計の職場で働くAさん(51歳)からの話です。
 たしかにAさんが言われるように、前回の賃金制度の改定(2000年)でも結果は賃金が上がったわけでなく、 全従業員の賃金総額は圧縮されて減ったわけですから、そう思うのは経験上とうぜんといえます。
 新しい人事処遇制度(賃金制度)は、役割等級が導入され、等級はS4→S3→S2→S1とステップアップします。  等級が高いと賃金も上がります。  等級は上司の評価で、上がることも下がることもあります。  また等級が変わらなくても、毎年評価によって賃金が変わります。  評価は、成果評価と行動評価で行われます。  行動評価の評価項目は「@チームワークAマネジメントB顧客満足度C行動」からなっています。  評価は上司の課長・GPMが行いますが、それは主観で行うことになります。  また課長・GPMに対して、部長や勤労人事部から評価のガイドラインが示されるので、評価はいっそう作為的になります。
 新しい人事処遇制度(賃金制度)は、50代の従業員に、転職、 出向・転籍などの進路変更(東芝退職)を自ら判断して決めるよう勧めています。  社会的に結婚する年齢が上がり、30代で結婚する人が増えました。  子供さんが高校、大学に通うとき年令は50代です。  教育費がかかる時期に退職などできません。
 Bさんは、自分の賃金はどのくらいになるのか、東芝で定年まで働いていられるのか、不明感が増すばかりだと話していました。
2020/06/15
自分が納得できる評価をしてもらえるか疑問
−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声@−

 40代中の女性従業員が話してくれました。  話のようすから、この方は職場でバリバリ仕事をされているのが分かります。  新しい業務も、自ら考え、進んで取り組んできた(取り組んでいる)とのことです。  仕事は期日(納期)を守って仕上げています。  職場を見まわして、自分は仕事ができるランクにいると思うとのことです。  しかし、これまで自分が納得できる評価がなかったとのことです。
 新しい人事処遇制度(賃金制度)は、評価制度の見直しを上げていまが、 自分の評価を良くしてもらえる(賃金が上がる)とは、思えないとのことです。
●会社が人事処遇制度(賃金制度)改定の説明に使用した資料には、 「担っている役割や業績貢献に応じて処遇する」とか、「年齢や勤続によらず評価する」とか、 「挑戦する人を評価する」とかの理由が載っています。  しかし、これまでの成果主義賃金制度も、これと同等の内容で運用されてきました。  結果は、40代の女性従業員が言うように、成果や貢献度に報いる評価は行われていません。  新しい人事処遇制度(賃金制度)の説明資料によると、評価は「成果評価+行動評価」を縦軸と横軸にとった表で行うとのことです。  30%程度が賃金引上げ、20%程度が賃金現状維持、40%程度が賃金引き下げになるとの話も出ています。  実際、東芝労働組合発行の「2020年総合労働条件改善闘争の集約内容」の資料にも 「成果加算額」がマイナスになる数値(賃下げ)が載っています。
2020/06/08
1日10時間労働になったらどうなります
−職場で聞きました−

●製品の納期キープに支障が出ます
 お客様から仕事を受注する時、製品の仕様や納品日を契約します。  契約した納品日は絶対にキープしなければなりません。  製品の設計時に仕様変更が生じたり、製造時に購入部品が予定通り入荷しなかったりと、 生産工期を遅らせる要因がいろいろ発生します。  そのようなとき残業して、工期遅れを取り戻します。  1日8時間労働だと17時が終業になります。  そのまま仕事を続けて(残業して)頑張ります。(ベテランの従業員の話です。)
●ケガ(労働災害)が心配です
 もし10時間労働だと終業が19時です。  それ以上は疲れて、製品の品質不良や、ケガなどのリスクが高くなるので、不安で残業はできないです。
●残業代は給料の補填です
 子どもの教育費、住宅ローンの返済とお金がかかります。  残業代がないと生活できません。  17時からの終業は必須です。
*現在の勤務は1日8時間、週5日間・40時間です。  これを会社が言うように、1日10時間、週4日間・40時間の勤務に変更したらどうなるか、従業員の皆さんから意見を聞きました。
2020/06/01
人事処遇制度(賃金制度)改定の目的は、やはり賃下げと賃金抑制でした
−新しい賃金明細書を受け取って、ショックを受ける従業員−

 東芝の人事処遇制度(賃金制度)が、4月から見直されました。  5月に入り改定された人事処遇制度(賃金制度)による新賃金の明細書が、一斉に職場で配布されました。 3月11日には2020年春闘が集約し、東芝労組も1000円の賃上げを勝ち取りました。
 50代のAさんは、新賃金明細書を受け取るとき、賃上げ分も加算された、期待の金額になっているだろうと、ワクワクしたそうです。  ところが賃金の合計額欄の数値は、3月までの賃金より数万円も低いのです。  エッと驚きショックを受けたそうです。
 皆はどうなっているのか、職場で聞いて回ったのですが、皆さん黙っていたとのことでした。  やっと40代の従業員の方から聞けたのですが、その人は1000円のアップでした。
 Aさんは新賃金明細書を受け取る前に、上長との話し合いは一度もしていないそうです。  会社が一方的にAさんの賃金を決めて、トップダウンで下してきたのです。  Aさんは子供の教育費と親の介護費がかかり、家計はたいへんとのことです。
 東芝の職場を明るくする会では、Aさんの話を聞いて、人事処遇制度(賃金制度)改定による新賃金の実態を、 従業員の皆さんからお聞きする活動を続けています。
◎従業員の皆さんからのデータ提供もお願いします。メールは以下です。(ニュースソースは保護されますので、ご安心ください。)
   akaruku-tsb@kki.ne.jp
2020/05/25
コロナ危機は新自由主義の破綻を明らかにした
−東芝は従業員をたいせつにする経営に転換せよ−

 新型コロナウイルスの世界的感染拡大、コロナ恐慌を通して、現在の世界の経済活動や政治のあり方が問題になっています。  医療関係者や経済学者、経営者など多方面の人たちから、日本や欧米諸国が行っている新自由主義的経済政策を、 このまま続けて行っていいのかという意見が上がっています。
◇新自由主義…すべてを市場原理にまかせて、規制緩和と大企業・金持ち優遇税制を行って、資本(企業)の利潤を最大化するという理論。
●新自由主義的経済政策は、公的な医療制度や社会保障を軽視し、「構造改革」の掛け声で予算を削り、 保健所などの統廃合を進めてきました。  その結果、コロナ危機で医療体制の弱体化が明らかになり、市民の命が守れないとの批判が起きています。
●新自由主義の経済政策は、資本(企業)の儲けを増やすために、国内では労働者の賃金の抑制を図る目的で、 労働法制の規制緩和を行い、賃金の低い派遣労働や、非正規雇用を拡大しました。  また、それを足場にして、正社員のリストラ・首切りも行われ、「使い捨て労働」を広げました。  さらに企業収益を拡大させるため、企業の海外展開を推進し、海外生産で生産コストを削減する。  同時に現地生産、現地販売で海外市場の獲得を図りました。
 コロナ危機で、海外の生産、海外からの部材調達がストップしたとたん、 企業の生産活動が中断してしまう脆弱(ぜいじゃく)性があらわになりました。  派遣労働者やパートで働く人たちが、真っ先に雇い止めされています。  また世界経済は、コロナ恐慌におちいってしまいました。
●東芝もコロナ危機で、海外子会社での生産、海外からの部材調達がストップしてしまい、大きな打撃を受けています。  新自由主義的経済政策に基づく経営は、リスクが大きいです。  経営の在り方の見直しが望まれます。
◎米大手企業の経営トップで構成する経済団体「ビジネス・ラウンドテーブル」は、2019年8月19日に、 企業の利益が株主ばかりに還元され、 賃上げや人材育成に回っていないとの批判が高まっていた、 これまでの「新自由主義的経済理論による、株主至上主義の経営」を見直し、 従業員や顧客、取引先、地域社会を含むすべての利害関係者の利益を重視する新たな行動原則を公表しました。
 東芝は今も「企業は主に株主のために存在する(株主に利益を還元する企業に)」 という新自由主義的経済理論による経営を行っています。  株主へ配当金を増やすため、目先の利益を上げる事業ばかりに目を向け、儲からない事業の切り捨て、 リストラ・解雇、人件費の削減などを推し進めています。
◇2019年だけでも1,237人もの従業員を早期退職の名で解雇しています。
◇2020年4月からは、従業員の賃金を引き下げる人事処遇制度(賃金制度)を導入しました。
 従業員を使い捨てにする新自由主義的経済理論の経営を見直し、従業員をたいせつにする経営への転換が求められます。
2020/05/18
労働時間1日10時間は、負担が大きいです。
−新型コロナ感染対策の特別休暇を求めます−

 労働時間は1日8時間と社会的に決められていて、それを基にして社会が動き・回っているのです。  1日の労働時間が長くなると、毎日の生活リズムが混乱したり、健康を損ねたりして、従業員に大きな負担がかかります。
 保育園への送り迎え時間、小中学校の登下校時間など、社会的に決められている生活サイクルの時間を変えることはできません。  子どもの育児、家族の介護などの時間も必要です。  また労働時間が長いと、疲労が増え、作業効率の低下、労働災害の危険も高まります。
 もし、どうしても労働時間の変更をしなければならない場合は、従業員が労働組合などの中で、 民主的に話し合って可否を決め、同意が得られたなら、就業規則に明記して、労働基準監督署に届け出ることが義務付けられています。  会社の都合だけで、一方的に労働時間を変更することはできません。
 今回、新型コロナウイルスの感染対策として、1週間の出社日数を5日から4日に減らすため、 1日の労働時間を10時間にすると、会社は言っていますが、そんなことしないで、特別休暇にすれば良いことです。  新型コロナウイルスの感染が収束するまでの間ですから、わずかな日数です。
2020/05/11
東芝 1万人に「週休3日制」導入
−5月6日(水) BSテレビ東京が報道−

 5月6日(水) 23:30〜24:28、BSテレビ東京の番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)、 メインキャスター大江麻理子氏」は、東芝が1万人の従業員に週休3日制を導入する計画だと報道しました。
 現在の勤務は1日8時間、週5日間・40時間働いています。  これを1日10時間、週4日間・40時間の勤務に変更し、早ければ来月(6月)から導入を目指していると述べました。  導入の理由として、東芝は新型コロナウイルスの感染対策として、出社日数を減らして感染リスクを抑えるためとしています。
 この報道を見た従業員から「突然で、驚いています。」「(会社から)何も聞いていません。」 「週5日で部品の入荷、出荷の作業工程を立ててきたが、週4日だと?取り引き先と調整できるかな?」 「10時間働くのは(身体が)きつい。」などの声が上がっています。
 1日の労働時間は8時間という決まりは、歴史的にも、世界的にも、法律的にも決まっています。
・1886年5月1日、米国の労働者が8時間労働制を要求してストライキに立ち上がり、 これに世界の労働者が呼応して国際的共同行動を起こしました。(メーデーの歴史から)
・日本の労働基準法 第32条は、次のように述べています。
第32条(労働時間の原則)
@ 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。
A 使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を越えて、労働させてはならない。
 安易に1日の労働時間を10時間に変えることなど、やってはいけないのです。  歴史的、世界的、法律的に反するこのような労働条件の変更を行おうとする東芝の経営陣の見識が問われます。  特に、車谷暢昭 社長の責任は大きいです。
2020/05/06
新型コロナからの感染を防ぎ、命と職場(雇用)を守るため
−医療体制を削る国の政策を見なおせ−

 東芝のグループ会社、加賀東芝エレクトロニクス社(石川県能美市)の構内で、 新型コロナウイルス感染のクラスターが発生したことが、 石川県や北國新聞社(石川県金沢市)のホームページなどから確認できました。  4月27日時点で感染者は20人です。  加賀東芝エレクトロニクス社は、保健所の指導のもと、構内の消毒作業を行いました。  加賀東芝エレクトロニクス社の構内では、約2000人の労働者が半導体製造などの業務で働いています。
 最初に新型コロナウイルスに感染したと思われる男性は、 4月6日(月)に38度台の発熱、咳、全身倦怠感、咽頭痛の症状が出ました。  PCR検査を4月15日(水)に受け、陽性であることが判明しました。  発症してからPCR検査まで9日間もかかっています。  もしコロナ感染が疑われる症状が出たら、速やかにPCR検査を受けられる体制になっていれば、 感染の拡大を防ぐことができたかもしれません。
 日本で新型コロナウイルス感染者が増え始めた2月ごろから、 PCR検査がなかなか受けられないことが問題になってきました。  5月4日に開かれた、新型コロナウイルス感染症対策を検討する政府の専門家会議でも、 PCR検査数が他の国と比べても「明らかに少ない」と指摘され、検査を拡充し、 早期診断と適切な治療につなげることが必要との訴えがありました。
●人口10万人あたりのPCR検査数
 ・イタリア 3159件
 ・ドイツ  3043件
 ・アメリカ 1752件
 ・シンガポール 1708件
 ・韓国   1198件
 ・日本    187件
 *5月4日の専門家会議の資料から
 PCR検査を拡充するために、医療機関への支援を強化するように、国会で再三取り上げられ、 議論が行われました。  しかし、政府・安倍政権はこの緊急事態に十分に応えていません。  反対にこの間、政府・安倍政権は、社会保障費抑制のためとして、 424の公立・公的病院をリストアップし、病床削減や統廃合を求める政策を推進しています。
 コロナ対策の強化を言いながら、他方で地域医療の要である公立・公的病院の再編統合を進めるなど、 明らかに矛盾した態度です。
 私たちの命と職場(雇用)を守るために、政治にも目を向け、 医療体制を削る国の政策を見なおせる行動に、力を合わせて取り組みましょう。
2020/05/01
5月1日はメーデー、労働者の祭典です
−世界中の労働者が団結と連帯を示す統一行動日です−

 メーデーは1886年5月1日、米国の労働者が8時間労働制を要求してストライキに立ち上がったことに始まります。  1890年5月1日に再び8時間労働制を求めるストライキの実施を決めました。  これに労働・社会主義運動の国際組織(第二インターナショナル)が連帯し、 世界の労働者に8時間労働を求める国際的共同行動を呼びかけました。  その呼びかけに応じて、各国でメーデーが実施されました。
 日本では1920年に最初のメーデーが、東京・上野公園で開かれました。  約1万人が参加して、治安警察法の撤廃、失業防止、最低賃金法制定、8時間労働制、シベリア撤兵などを掲げました。
 今年は、日本では100年の節目を迎えるメーデーです。  労働者の生活と権利を守る活動を発展させるとともに、次のような要求を掲げています。
 ・8時間働いて暮らせる社会の実現
 ・大幅賃上げと、最低賃金1500円・全国一律制の実現
 ・安倍政権の憲法9条改悪阻止
 ・市民と野党の共闘による政治転換
 ・消費税減税と社会保障拡充
 ・気象変動対策と原発ゼロ
また新型コロナから「雇用と営業を守るメーデー」として、 政府に「自粛と補償一体」のコロナ対策などを求めていこうと呼びかけられています。
2020/04/26
経営の立て直しを理由にしたリストラ・解雇
−いつまで続くのか、職場から不安の声−

 原子力、火力などの発電機事業を展開する東芝エネルギーシステムズ社(ESS社)の従業員のAさんから「ESS社はどうなるのだろう。  昨年のように、人員削減のリストラを行うのでは」と心配の声が届きました。
 昨年の2019年3月31日にESS社は、427人もの従業員を、早期退職の名目で解雇しています。  このときの解雇のしかたは強引で、首切る従業員を会社が一方的に決めて、呼び出し、 威圧的に(パワハラで)退職を強要する方法で行われました。  退職を強要された従業員の方が「おれ何か、会社に悪いことでもしたのか、 (悪いことなどしてない)真面目に働いてきただけなのに」と無念のことばを残したのが、今も忘れられません。
 東芝は2000年に入ると「株主第一主義・株主に利益を還元する企業」のスローガンを掲げ、目先の利益を上げるため、 原子力発電機事業に資金も人も集中させる、歪んだ経営を推し進めました。  2006年2月には、米国の原子力発電機会社「ウェスチングハウス」を、6,210億円 という時価の3倍もの金額で買収しました。
 しかし、東芝が原子力発電機事業を経営の柱にした2000年代は、原子力発電所の事故や、使用済み核燃料の処理の問題で、 世界的には再生可能エネルギーによる発電を増やして行こうという流れが強まっていました。
 ●1979-3-28 スリーマイル島原子力発電所事故
 ●1986-4-26 チェルノブイリ原子力発電所事故
 ●イタリアは1987年に国民投票で原発廃止を決定
 ●ドイツは2022年までに原発の稼働完全停止を決定
時代の流れに逆らって、東芝が原子力発電機を事業の柱にしたのは、異常でした。
 また東芝は原発事業を政府と一体となり、経済産業省のキャリア官僚、柳瀬唯夫氏(原子力政策課長、経済産業政策局長など歴任)、 今井尚哉氏(資源エネルギー庁次長など歴任)らと推し進めました。
 結局は、原子力発電機事業に投資を集中させた、歪んだ経営は破綻し、2009年度から決算報告を不正に処理して、 7年間で1,500億円を超える利益の積み増しを行った粉飾決算が、2015年4月に発覚しました。  2016年12月には子会社ウェスチングハウス社の7,000億円の巨額損失も明るみに出ました。
 原子力発電機事業に投資を集中させる歪んだ経営を推進したのは、西田厚聰 元社長(2005年6月〜2009年6月)、 佐々木則夫 元社長(2009年6月〜2013年6月)、志賀重範 元会長(2016年6月〜2017年2月)ら経営陣でした。
 東芝の粉飾決算は、会社法や金融商品取引法などに違反します。  したがって刑事告発されるのが通常ですが、告発は見送られました。  政府の意向が働いたと言われています。  柳瀬唯夫氏も今井尚哉氏も、2012年12月に安倍内閣の内閣総理大臣秘書官に就任しています。
 柳瀬唯夫氏は2018年12月に、 東芝クライアントソリューション社の取締役に就任しています。
【ライブドアの粉飾決算事件では、粉飾額が約50億円でしたが、代表取締役社長の堀江貴文氏は、 金融商品取引法違反の罪で懲役2年6か月の実刑判決を受けています。  これと比べて東芝の粉飾決算事件の処理は特別と言われています。】
●東芝はいまだに従業員に対して、歪んだ経営を行った経営(陣)について、その原因や責任に関する説明を行っていません。  やっているのは、経営の立て直しを理由にしたリストラです。  2019年だけでも1,237人もの従業員を早期退職の名で解雇しています。  従業員に犠牲を押し付ける経営は止めてください。
2020/04/13
新型コロナウイルス感染拡大の対応で
−従業員の皆さんから聞きました−

 4月8日には、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、政府から「緊急事態宣言」が発令されました。  東芝府中事業所に勤務する従業員の感染も報告されています。
 今回はメールや電話にて、従業員の皆さんからご意見をお聞きしました。
 在宅勤務・テレワークをされている方が多かったです。  在宅勤務・テレワークには、皆さん随分と慣れていました。  これまでも自宅で仕事の資料や仕様書を作成されていたとのことです。  管理職の方は、帰宅してから深夜に日報や週報を書くのが通常のことだったなので、と言っていました。
 仕事がら出社のため通勤されている方もいました。  それらの方は、電車の中で感染するのではと、心配されておりました。
 ダイナブック社(前 東芝クライアントソリューション社)の従業員の方からは、 新型コロナウイルスの感染が世界中に広がった影響で、中国で製造しているパソコンの入荷が遅れているとの話がありました。
たいへんな中で頑張っている従業員皆さんに、心からエールを送ります。
2020/04/06
春闘後の賃上げ額が低かった後輩
−職場の仲間たちが相談し、上司に願い出−

現場(技能職の職場)で働く、熟練の従業員から(昔の話を)聞きました。
 成果主義賃金になった2000年代のことだそうです。  そこの現場には、50代、40代、30代の従業員がいて、皆で協力し合って製品を造ります。皆の連帯は強いです。  春闘が集約し、各自に賃上げ後の賃金明細書が配られました。  平均賃上げは1,000円ぐらいだったそうです。  40代前半の従業員の賃上げ額が700円でした。  それを見た職場の先輩たちが「お前は普通に仕事も出来るし、うで(品質)も悪くない。」 「なぜ(賃上げが)低いのかな。」「人がいいからではないか。」などの声がでました。
 皆の意見で上司(課長)に「この賃上げ額は低いので、どうにかならないか。」と言うことになりました。  結果、次年度の賃上げで考慮されることになりました。
 熟練の従業員の話によると、上司(課長)が部下の賃上げ評価をするとき「E評価、A評価、B評価」にする比率が決まっていて、 どうしてもB評価を付けなければならなかったとのこと。  人の好い後輩がその犠牲になってしまった。
E評価…優秀(賃上げ高)、A評価…良好(普通)、B評価…平凡(賃上げ低)
---------------------------------------------------------------------------
管理職のOBからも聞きました。
 「みんな頑張ってくれてるので、賃上げ評価で、B評価は付けられなかった。」 「A評価までしかつけなかった。会社(人事勤労部)に叱られた。」と、笑いながら話してくれました。

続きは「こちら」から
 ★リストラに関することは、なんでも「東芝の職場を明るくする会」にご相談ください★
  粉飾決済、原子力事業の損失、そして主要事業の売却などにより、東芝とその関連会社に
  働く労働者と家族が犠牲にされています。
  職場からは不安や心配の声が出ています。既に多くの方々からの相談が「明るくする会」に
  よせられています。どんなことでもかまいません。不安や心配なこと、困ったことなど、
  遠慮なく東芝の職場を明るくする会にご相談ください。

  東芝リストラ対策会議、電機情報ユニオン全労連に相談してもかまいません。
  親身になって対応いたします。

 ★★退職強要をはねかえす4ヶ条★★
   1)「私はこの会社に残ります」   ...この一言が、あなたと家族を守ります。
   2)「会社は大変だ」と言われたら、「私の生活も大変です。会社復活のために
    頑張らせてください。」
と答えましょう。
    会社の説得に詰まったら、とにかく「辞めません」と言い続けて、後は黙っていましょう。
    短気は損気、頭に来たら負けです。
   3)会社が強引に「退職同意」を迫ってきたら「やめてください」ときっぱり言いましょう。
   4)退職に「同意するまで面談する」「応じなければ仕事はない」は人権じゅうりんで、
    違法です。そのようなことがあったら事実をメモしておき、「東芝の職場を明るくする会」
    や、電機・情報ユニオンに相談してください。
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2019年の情報一覧
他年度の情報・資料
2020/06/23  説明を聞いても、実はよく分からない(理解できない)です
          −−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声A−−
2020/06/15  自分が納得できる評価をしてもらえるか疑問
          −−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声@−−
2020/06/08  1日10時間労働になったらどうなります
          −−職場で聞きました−−
2020/06/01  人事処遇制度(賃金制度)改定の目的は、やはり賃下げと賃金抑制でした
          −−新しい賃金明細書を受け取って、ショックを受ける従業員−−
2020/05/25  コロナ危機は新自由主義の破綻を明らかにした
          −−東芝は従業員をたいせつにする経営に転換せよ−−
2020/05/18  労働時間1日10時間は、負担が大きいです。
          −−新型コロナ感染対策の特別休暇を求めます−−
2020/05/11  東芝 1万人に「週休3日制」導入
          −−5月6日(水) BSテレビ東京が報道−−
2020/05/06  新型コロナからの感染を防ぎ、命と職場(雇用)を守るため
          −−医療体制を削る国の政策を見なおせ−−
2020/05/01  5月1日はメーデー、労働者の祭典です
          −−世界中の労働者が団結と連帯を示す統一行動日です−−
2020/04/26  経営の立て直しを理由にしたリストラ・解雇
          −−いつまで続くのか、職場から不安の声−−
2020/04/13  新型コロナウイルス感染拡大の対応で
          −−従業員の皆さんから聞きました−−
2020/04/06  春闘後の賃上げ額が低かった後輩
          −−職場の仲間たちが相談し、上司に願い出−−
2020/03/30  部下を評価するのは難しいです
          −−管理職の胸のうちを聞きました−−
2020/03/23  定年前にいつでも従業員を解雇できる制度はダメです
          −−雇用の流動性を言うが、まだ受け入れ態勢はありません−−
2020/03/14  現実と合わない賃金制度の改定理由
          −−狙いは従業員の賃金抑制−−
2020/03/07  システム製品は皆で力を合わせて造るもの
          −−担当する仕事で、差別し賃下げするのはいかがなものか−−
2020/02/24  人事処遇制度(賃金制度)の改定は、目先の利益を上げるのが目的
          −−役割等級制度を導入して賃下げへの道を開く−−
2020/02/23  東芝OBとして思うことを訴えます。
          −−賃下げを認める労働組合は問題!−−
2020/02/19  これ以上給料が下がるのは困ります
          −−人事処遇制度(賃金制度)の改定に職場から不安の声−−
2020/02/12  業員の副業を認め、解雇しやすくする
          −−人事処遇制度(賃金制度)の改定は、労働条件の改悪−−
2020/02/04  賃下げ制度の導入、雇用・解雇の自由化
          −−経団連の春闘指針そのままの人事処遇制度(賃金制度)ん−−
2020/02/03  労働者の使い捨て、賃金の切り下げ
          −−経団連の春闘指針に批判相次ぐ−−
2020/01/22  うつ病になった従業員の賃金は、最大幅で引き下げる
          −−従業員を使い捨てる賃金制度(人事処遇制度)は許せません−−
2020/01/18  パソコン事業は忙しいです
          −−ダイナブック社の最近の状況を聞きました−−
2020/01/08  謹賀新年
          −−明るくする会は、今年も雇用と労働条件を守る活動に全力です−−
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福島原発被害は今も続く
職場アンケートから
職場アンケート(1)2019/01/16
〜職場アンケート(4)2019/02/05
職場アンケートから
職場アンケート(1)2017/10/08
〜職場アンケート(4)2017/10/28
●東芝の労務管理と秘密組織「扇会」の検証
 上司にモノが言えない社風を作った(1)〜(4)
●消え行く東芝青梅工場●
●新聞記事より●
東芝の職場を明るくする会   連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp