[職場だより] 2023年04月28日 東芝、非上場化への道を発表
        −従業員の皆さんの意見@−

冷静に受け止める従業員
 3月23日東芝は、日本産業パートナーズ(JIP)の提案を受け入れて、株式を非公開化すると、正式に発表しました。
 JIPは7月下旬に東芝株を1株4620円で公開買い付け (TOB) して、株式を非上場する計画です。

 非公開化によってモノ言う株主(海外の投資ファンド)を排除し、経営の混乱の解消を図ります。

 東芝の職場を明るくする会は、非公開化について、東京の府中地区、神奈川の川崎地区、鶴見地区の事業所、 グループ会社の従業員の皆さんから意見を聞き、集めました。

 JIPの提案を受け入れて、株式を非公開化するとの経営方針は、会社から聞きましたか、あるいはどこで知りましたかとの質問に、 従業員の皆さんは◇テレビのニュースで、◇インターネットの記事でと答えたのが、全員でした。
◇会社からは、非公開化についての説明は、まだありませんとのことでした。

 非公開化についてどう思いますかと聞いたところ、◇良し悪しの判断が出来ない。 ◇判断するための材料(情報)が得られていない(与えられていない)。との答えが大半でした。
 そして、職場では特別の変化はないし、これまでどおり仕事は忙しいとのことです。

 グループ長(課長)の従業員は、自分の課の売上げ、利益を上げるため毎日頭を悩ましている、 早く(東芝の経営が)落ち着いてほしいと話しました。

 東芝の経営が、海外の投資ファンドの短期利益の要求で、混乱していても、従業員は東芝を背負って、 製造や設計の職場で一生懸命に働いています。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp