[職場だより] 2023年05月15日 東芝、非上場化への道を発表
        −従業員の皆さんの意見B−

 東芝株式非公開化方針の発表を受けて、東芝の職場を明るくする会は、事業所、グループ会社の従業員の皆さんから 意見を聞きました。
(従業員の意見をそのまま掲載します。)

◇東芝が株主(海外の投資ファンド)の言いなりになって経営されてしまって、いいのかな?
◇私たち従業員が汗水流して働いて、利益を出したのに、それを根こそぎ配当金として持って行ってしまう。
◇海外の投資ファンドに東芝がつぶされてしまう。

◇労働組合は、会社を守る…従業員の雇用を守る…ために、世論に訴える活動をすべきだと思う。
◇そうだよね、「東芝をつぶす投資ファンドは手を引いてください」と、言わないとだめだよね。
◇労働組合は組合員(従業員)に、会社側経営陣と投資ファンド側経営陣との、対立点などを、知らせてもいいのではないかな。

◇2018年11月に会社が自社株買いを始めたときも、労働組合は何も言わなかったけど、 そのときも労働組合としての意見を言ってもよかったのではないかな。


●資料…自社株買いのデータ
・2017年12月東芝は倒産を回避するため、約6000億円の増資を行いました。
・増資は新株(1株262.8円)を発行して、海外の投資ファンドに買ってもらいました。
・2018年10月に10株を1株とする株式併合を行う。

・新株を手にした海外の投資ファンドの要求で、
 東芝は2018年11月9日〜2019年11月8日の期間、総額7000億円の自社株買いを行う。
 海外投資ファンドは1株3500円〜4000円で買い戻させて利益を上げた。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp