[職場だより]  2014年07月13日   東芝うつ病裁判5
東京高裁 差し戻し裁判レポート

●2014年6月9日 13:30〜  東京高裁809号法廷

 U.Sさん側弁護士 …… 川人(かわひと)弁護士、他3名
 会社(東芝)側弁護士 … 伊藤弁護士、他1名
 傍聴者 … 40の傍聴席が満席


(発言をメモしましたが、一部聞き取りにくいところが ありました。あらかじめご了承ください。)

●U.Sさんの意見陳述

 2011年2月23日の判決(東京高裁)から3年3か月、 東芝解雇から10年、休職から13年が経過した。発言 できることをうれしく思います。

 和解が決裂してから、東芝は嫌がらせの元上司など の(文書を出してきた)しつこい態度で・・・。 これが日本を代表するメンタルを(大切にすると標榜 する)会社か。

 会社のメンタルヘルス、体質改善(をせず)・・・。 全く反省することなく、会社は反省していないと  厳しく述べ、最高裁の判決は、(私たちの)主張が認め られた。

 (2011年2月 東京高裁判決の)裁判官は・・・偏見 がある、・・・高裁判決へ強い憤りを感じた。社会情勢 を全く無視しており裁判官の見識の無さを・・・ (糾弾する)。
 
 毎月1回の宣伝、最高裁前で訴えてききた・・・3年間 (運動を続けてきた)。
 
 最高裁判決・・・。
 体調不調を訴えてきた・・・。
 部下に重責を担う仕事を割り当てられた。・・・
 パワハラで症状が悪化した。・・・ 

 (私は)今でも当時のことを思い出し涙がとまらない こともある。1日中寝て過ごしていることもある。将来の 生活に不安を抱いている。(社会の)裁判への偏見もある。 13年以上(続き)人生を壊された。

 会社は過重負担でなく適切な対応を・・・。
 最高裁は、会社の・・・(不当な対応を)認めた。
 会社はメンタルヘルス(を履行し)上司のパワハラが 無くなるように願っている。


●裁判長の発言
 控訴人から出された(未払い金の利息を)、年5分から 6分に拡張する。

 (この裁判は)長期にわたっており 実質的に解決 (している)。

 (裁判所から)和解の勧告を出し(U.Sさん側、会社側の) 双方が受けた。

 (今後の裁判の進め方については16階の第9民事部に)場所 を変えて、経緯、今後の大まかな進め方を(話し合う)。 期日は追って連絡する。

●閉廷 14:50 
東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp