トップページに戻る <トピックスの目次の頁へ>

『 いま辞めることは出来ない、この会社で働き続けたい!』
日立とNECフィールディングの管理職の方が
相次いで“電機ユニオン”に加入し、要求を実現!!(2005年3月)
日立製作所の課長職Aさんが退職を強要されているとして、その撤回を求めて電機ユニオンに加入しました。
NECフィールディングでは1000人規模の人減らし計画が進められています。その中で、Bさんが、いま会社を辞めることは出来ないと電機ユニオンに加入しました。
電機ユニオンではこの両社に対して、団体交渉を申し入れました。
日立製作所との団体交渉では…
名刺交換の後、 “電機ユニオン”(組合)の東委員長から、『(1)組合員Aさんに対する退職勧奨を辞めてもらいたい、(2)Aさんの処遇について説明してもらいたい。』と、組合の要求を述べました。
これに対して、会社は、『何回か面談をした。しかし、会社としては退職勧奨しているつもりはないし、その意思もない。』 との見解が出されました。
続けて、『面談を行ったのは会社が本人の力を発揮してもらうために、自己開発促進制度などによって本人から希望を聞いて、個々人の可能性を考え支援して行くために、会社と提携しているカウンセリング会社へ行ってカウンセリングを受けるなどの話しをしている。しかし、このことは本人の希望によって行なっているのであって、意図的にそのような所へ行かせてはおりません。カウンセリング会社へ行くことが誤解されたのであれば、その誤解をときたい。』 と,いうことでした。
組合は、『3回も面談するのは多すぎるし、賃金も2年で半分以下になると脅かされている。強要ではないというのは疑わしいが、会社が 「今後はしない」
と言うことであれば、これ以上問わない。本人は日立で働きたいと言っている、これ以上の面談はしないでもらいたい。また組合に加入したことによる不利益扱いすることの無いように。』
と,強く主張しました。
会社は、『本人がこのまま日立で働きたいと言うことを伺いましたので、それを踏まえた対応をしていきたいと思っている。』 と,回答しました。
要求が受け入れられたことを確認して交渉を終わりました。
|
トップページに戻る <トピックスの目次の頁へ> この頁のトップへ
NECフィールディングとの団体交渉では…
NECフィールディングとの団体交渉では、“電機ユニオン”(組合)は、Bさんに対する退職勧奨や処遇に関して、『今まで通りこの会社で働きたいので、これ以上の干渉はしないように、Bさんの処遇をどのように考えているか。』
と、質問しました。
会社は、『去年の暮れから、社員全員に面談をした。本人が希望しなければ、強制されることはない。今は希望退職も2月10日に締め切り、特別転身支援制度の公募も2月25日に終わっているので、Bさんは引き続き今の職場で働き続けることになる。』
と,答えました。
組合は、今後もBさんが働き続けられることが確認されたので、あわせて今回のNECフィールディングによる1000人規模の人員削減計画では、Bさんの他にも会社の退職勧奨への不安におびえる人などから訴えが寄せられていることを伝え、退職強要が行われないよう,強く要望しました。
|
【 いつでも相談に乗ってくれる “電機ユニオン” とは … 】
こちら→ http://www.angel.ne.jp/~denkikon/
または、http://www.angel.ne.jp/~denkikon/d_yuion.html
電話:03−3455−6006、 Fax:03−3451−3595 (電機労働者懇談会と同じ)
トップページに戻る <トピックスの目次の頁へ> この頁のトップへ
|