行動レポート

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 2007年10月21日(日) 「電機9条の会」 主催の
                        「軍需生産を考えるシンポジウム」 で 報告



 10月21日、東京都内で 「電機9条の会」主催による、「軍需生産を考えるシンポジウム」 が開かれ、電機職場と重工産業労働組合などから50名が参加しました。

 パネラーの重工産業労働組合書記長の渡辺鋼さんと、東芝の職場を明るくする会の海老根弘光さんが基本報告を行いました。

 海老根さんは、2005年7月に発生した小向工場電波試験塔の爆発炎上火災の際、「防衛秘密」 優先により、消防活動が阻害されたこと、原因究明と再発防止策が従業員や近隣住民に周知されなかったことなど、問題点を告発しました。

 また、現在大問題になっている軍需産業と防衛省の癒着や天下りなどについて東芝の実態に触れ、国民の税金が湯水のように兵器生産につぎ込まれていることを厳しく糾弾しました。

 最後に、「防衛秘密」 の名のもとに労働者の思想調査がおこなわれ、モノが言えない職場になってきたこと、その中心に秘密組織「東芝扇会」が存在していること、そして人権を守り差別のない明るい職場をつくるために、差別争議に立ち上がった決意を述べ、闘いへの支援を訴えました。


パネラーとして報告する東芝の職場を明るくする会の海老根弘光さん


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