[職場だより]  2016年04月22日   青梅工場レポ10

地域ぐるみで工場閉鎖撤回の声が高まる

 東芝の職場を明るくする会は、西多摩労組連、 電機・情報ユニオンと協力して「青梅工場閉鎖・ リストラ反対」の活動を続けています。工場門前、 JR青梅線、五日市線の沿線駅での宣伝、ビラ 配布、3月には青梅市内の全戸へ45,000枚のビラ も配布しました。

 地域ぐるみで工場閉鎖撤回の声が高まり、3月 11日には青梅市と羽村市の両市長が東芝本社に出向き、 室町社長に工場存続を要請しました。当初会社は、 3月末で青梅工場を閉鎖すると言っていましたが、 当面延期になり約600人の労働者が働いています。

   明るい会は4月20日にも工場門前で、工場の 存続を訴える宣伝、ビラ配布しました。 「東芝に雇用と地域経済を守る責任」を果たさせる闘いの 輪が広がっています。

 誰もが青梅工場で働き続けることを望んでいま したが、残念なことに青梅工場(青梅事業所)では、 約600人の従業員が早期退職の道を選びました。
 前向きな方針を示さない経営陣への失望や、 怒りの声がたくさん寄せられました。
●会社に残って頑張ろうと思って悩んできました。 しかし先行きの方針が見えないので、あきらめて 退職することにしました。(50代男性)
●残っても、またリストラされるかもしれない。 なので今回退職します。(40代男性)
●遠くに行けと言われても行けない。やめるしか ない。次の仕事を探さなくては。(40代女性)
●家族も家もあるので、ここ(青梅市)を離れる ことができない。退職するしかない。(50代男性)
●パートなので3月いっぱいで辞めます。新しい 仕事をさがします。(40代女性)

東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp