[職場だより] 2020年11月16日 「追い出し部屋」への配転は退職強要が目的!第3回口頭弁論開かれる。
        −東芝エネルギーシステムズ社の不当な配転の無効を求める裁判−
 東芝エネルギーシステムズ社(ESS社)で働くAさん(51才)が、退職強要されたとして、 会社に損害賠償と配転属の無効を求める裁判の第3回口頭弁論が、 11月10日(火) 午前11時から横浜地裁川崎支部でありました。
 Aさんは2019年1月から3月までの間、会社から繰り返し希望退職を強要され、 それを拒むと、4月に「追い出し部屋」である「業務センター」に配転され、 翌5月にこれまでのキャリアとまったく異なる倉庫業務等の単純作業・肉体労働に出向されました。
 原告弁護団の弁護士が陳述。
▽配転命令は業務上の必要性、人選の合理性、手続きの妥当性を明らかに欠く。
▽「業務センター」は、Aさんに「自分が会社にとって不要であること」を発表させるなど、 退職を強要するという「追い出し部屋」の目的を有している。
▽IT技術者として専門性の高い業務を担っていたAさんが、 単純作業・肉体労働を強いられることで被る不利益は甚大である―ことなどを指摘。
 配転はあらゆる意味から違法・無効であり、一刻も早くAさんをキャリアが生かせる業務に戻すことを要求しました。
次回の口頭弁論は
・2021年1月19日(火) 11時30分〜
・横浜地方裁判所川崎支部
 (JR川崎駅から教育文化会館までバス約10分・徒歩1分、川崎市体育館となり)
・誰でも自由に傍聴できます。
東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp