[職場だより] 2020年03月07日 システム製品は皆で力を合わせて造るもの
        −担当する仕事で、差別し賃下げするのはいかがなものか−
 設計業務の従業員から聞きました。
 ・システム製品の設計職場で働いています。 お客様の仕様に合わせて製品を造りますので、毎回新規になります。
 ・お客様と打ち合わせをして、全体のシステム設計をします。
 ・新しい部品やユニットを選定し、購入します。 ソフトウェア(プログラム)も新しいものを外注して作ります。
 ・したがって、新しい部品、ユニットの購入仕様書、ソフトウェアの外注仕様書を作成する設計者、入荷した部品、 ユニット、ソフトウェアを評価する設計者もいます。
 ・購入仕様書や外注仕様書を作成したり、入荷部品の評価をしたりする人がいるから、システム設計は進みます。  でも、そういう仕事は、低いランクに見られています。
 ・私の身近にも、入社以来、仕様書作成や部品評価ばかり担当させられている人がいます。  優しい人なので、皆に便利屋として使われています。
●このお話を聞きながら思ったのは、システム製品の設計業務には、お客様と仕様打ち合わせしたり、 全体のシステム設計・構造設計をするオモテの仕事、仕様書を作成したり部品・ユニットを評価したりする地味なウラの仕事がありました。
 役割等級制度を導入して、低いランクの仕事をする(させられる)人の、賃金は上がらない、又は下げるでは、誰もやりたがりません。  皆がそれぞれの持ち場で力を発揮でき、評価されることがだいじです。  担当する仕事によって、賃下げされては、やりがいをなくしてしまいます。
東芝の職場を明るくする会
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