[職場だより] 2019年11月19日 仕事は有るのですが、人材不足で対応できず困っています
        −東芝インフラシステムズ社の従業員にインタビュー−
 東芝の職場を明るくする会は今回、東芝インフラシステムズ社の従業員の皆さんからお話を聞きしました。
 従業員の皆さん一様に、仕事は有りますと言っていました。  ほとんどが公共事業や公共性が高い仕事で、一点仕事になるので、その都度設計をするため、人手がかかるとのことです。
 会社からは、利益を上げろと迫られますが、公共性が高い仕事という性格から、高利益が得られるものばかりではなく、損益少しプラスの仕事も多いとのことです。  ある従業員は、売り上げ・利益の高い仕事を優先する。小さい仕事(儲けの少ない仕事)は止めるしかないかなと、課内で話していると言っていました。  管理職の従業員は、いろいろな仕事を受注するのですが、仕事によっては、いま居るメンバーに、設計できる人がいなくて困っていると率直に話してくれました。
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 取材から見えてきたのは、人材不足で困っているという職場の状況です。  単に人を増やせば解決できる、というものではありません。  受注した仕事に関するスキルを持った人が必要です。  仕事に合った人材の配置・移動のあり方、一人ひとりの従業員のスキルアップをどう図るか、真剣な検討が必要です。  この問題について、会社、従業員、労働組合が真摯に向き合って話し合わなければならない時代になったのかもしれません。  その場合、労働組合が、従業員の労働条件、賃金など守る立場を貫くことは必須です。
東芝の職場を明るくする会
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