[職場だより]  2018年11月01日 東芝の企業風土の改善は進んでいない
        −アンケートから見えてくるもの・その1−
 東芝の職場を明るくする会は、東京・神奈川・千葉・三重(四日市)の東芝グループ事業所の門前で、ビラ・アンケートを配布してきました。  その結果、20代から60代の従業員の皆さんから回答をいただきました。  その集計結果をお知らせします。
 @経営幹部は粉飾問題・巨額損失の責任を果たしていますかの問に対して、犠牲を社員に押付けている、反省の態度が見えないとの回答が70%以上です。
 A転籍・出向など職場の異動の有無について聞いたところ、東芝メモリ社では40%の方が異動があったとの回答。
  「これ以上にらまれて異動が増えると、心と身体も壊れてしまう」
 など悲鳴に近い声が寄せられました。
 B業務の過重負荷や過度なプレッシャーの有無について聞いたところ、「大いにある」「少しある」を合わせて64%になりました。
  「押付けばかりで上司が信じられない」
  「休憩・休息が無くなってきてサービス残業が増えている」
  「仕事量が増え、経験不足」
  「日本の半導体産業縮小の中、若手の層が薄い」
  「残業が定常化している事には疑問です」
  「人が減っているのに、仕事が増えた」
  「上司のパワハラがひどく、またそれが許されております」
  「人員減でも業務の煩雑化を処理する管理職の努力・能力が不足しておりなし崩しになっている」
  「少しの条件の悪さぐらいで安易に退職はできない、だが環境は劣悪」
  「リストラで人数が減少、ワーク量は増えたが残業も規制され、収入は増えない」
  「人が減る一方なのに仕事は減るわけでもなく、個人の仕事量が増加している、定時間日でもサービス残業になっている」
 C東芝の社風・改善は進んでいるかの問いにたいしては、90%以上の方は、改善が進んでいないとの回答。
  「何も変わっていない」
  「上から言われたから黙ってやれ!みたいな指示ばかりのマネージャが多い」
  「気に入る部下と、そうでない部下に対する接し方に差がある」
  「トップへの報告が重要視されすぎている、口裏合わせになる」
  「分業化が進みチームワークが少なくなっている」
  「自分さえよければ、今さえよければの風潮がある」
  「自由に上司に意見できないところ、過去の考え方を変えないところ、個人に全責任をおわせる風潮がある」
以上、残りは引き続きご報告とます。
東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp