[職場だより]  2018年05月27日 「働かせ方」の大改悪は止めてください
               −8時間働けばふつうに暮らせる社会の実現を−
いま国会には「働かせ方」を大改悪する法案が提出されています。  安倍自民党政府は、下記8本の法律を一括改定し、長時間労働を増大させ、過労死を促進するなど、経営側・財界の要求に沿った改定をしようとしています。
@労働基準法
A労働安全衛生法
Bじん肺法
C労働時間等設定改善法
Dパートタイム労働法
E労働者派遣法
F労働契約法
G雇用対策法
この法案には、次のような大問題があります。
(1)残業代ゼロで労働者を働かせることができる「高度プロフェッショナル制度の創設」です。労働時間規制を適用除外し、過労死を促進・合法化します。
(2)月100時間まで残業を認めて、長時間労働に法的お墨付きを与える「過労死ラインの残業上限規制」です。
(3)同一労働でも賃金格差を容認する「名ばかり均等待遇法整備」です。
(4)雇用政策の柱を「職業安定」から「生産性向上」「多様な就業の普及」に転換して、リストラ、雇用流動化を促進し、労働者を守る労働法を弱体化します。
このような「働かせ方」大改悪は止めさせ、まともな働き方改革を実現するために、皆で力を合わせて行きましょう。  8時間働けばふつうに暮らせる社会を実現するため、次のような要求をして行きます。
●高度プロフェッショナル制度の削除。企画業務型の廃止など裁量労働制を見直す。
●残業時間上限を月45時間、年360時間とし、連続11時間の休息時間を確保。
●実労働時間を正確に把握・記録させ、サービス残業代は2倍にする。
●同一労働同一賃金と均等待遇を明記し、正規と非正規、男女の格差をなくす。
東芝の職場を明るくする会
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