[職場だより]  2018年05月20日 労働者派遣会社に出向させられた社員
               −1年後の自分はどうなるのか、先が見えず不安の日々−
 東芝デジタルソリューションズ (TDSL)が53才以上の従業員を対象にリストラを行ったことに対して、 職場から寄せられた相談や意見に関する記事の第四回目です。
 東芝デジタルソリューションズはリストラの一環として、 労働者派遣会社のリーディングエッジ社に20名の社員を出向させました。  これについて取材しました。  出向期間は1年間です。  1年後はリーディングエッジ社に転籍して、東芝籍がなくなります(解雇)。  リーディングエッジ社は派遣会社ですので、派遣先があれば雇用を継続してくれますが、 派遣先がなくなれば(自主)退職するのが通例です。
 出向した20名の社員は、派遣先の会社の面接を受けました。  なかには数社と面接して、厳しい結果になった社員もいます。
 リーディングエッジ社にとっては、出向者を受け入れることで利益になります。  出向者1名につき100万円を東芝からもらえるようです。  リーディングエッジ社は東芝の出向社員に 「東芝からリーディングエッジ社に入る(移る)人を紹介してくれれば、(成功報酬として)報奨金15万円を出します。」と言っていました。
出向者は「1年後にどうなるのか心配だ」と言っています。
東芝の職場を明るくする会
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